動画撮影の場合、風速が毎秒5m以下の場合、撮影した映像は殆ど揺れる事はありません。5秒~10秒以上は十分使用可能な映像が撮影できます。
風速が毎秒6~10m前後の場合、撮影した映像は若干ときには揺れるものの使用可能な映像が撮影できます。しかし、複雑なアクションを要求された場合はこの限りではありません。
その際、何度か撮り直しをする事により使用可能な映像を提供出来ると思います。
風速が毎秒10m越えた場合、ヘリ自体の飛行は可能ですが、基本的にOKレベルのショットにならない可能性があります。また複雑なアクションをした場合、撮影中ヘリの墜落の可能性も出て来ます。ホバリング状態を維持しながらヘリを移動させない状態でなら撮影可能な場合があります。
なお、この風速で時折突風が吹く条件では撮影目的でのフライトは不可能です。
風速の目安:煙突の煙や吹き流しが真横に向くと、概ね風速毎秒5mです。また、広葉樹の葉が裏返り出すと毎秒5mを越えています。
<出典協力:日本特殊空撮研究所>