超巨大ドローンをつくってみた!(その1)

世の中ドローンといえばファントム4やインスパイア2と小型機流行りの昨今ですが、弊社の田高は師匠がもともと産業用大型RCヘリを永年使っていたこともあり、大型機が大好きなんですよ!
大型機の魅力!一言でいえば、小型機には無い「ロマン」と「迫力」があります!

そして、現場に持ち出すときには、しっかりと仕事してます感があるのですね~
インスパイアでも2オペで、かなりのモノは撮れますが、終わった後のなんか「しっかり安全に飛ばしたぞ!」的な充実感が小型機には無いんですね!

まあそんなわけで、弊社では開業時よりS1000なる大型機を使っておりますが、機体+バッテリー以外の搭載可能重量(ペイロードという)は3kg程度、現在はM600やALTAというペイロード6~8kgクラスも市販されてますが、、

遡ること2年前の2015年冬、当時安全にREDやC300などのシネマカメラにさらに重量のあるズームレンズを付け空撮するには、ジンバル含めてペイロードは6kg以上、強風時の余裕等をみると10kgくらいのペイロードが欲しい! と暗中模索しておりました。

ネットで連日海外メーカーサイトをいろいろ検索していると、師匠からこれは凄いよ!と連絡が、、中国の○○○という会社が出している自己組立てキット品。
写真でみるとそのデカさに圧倒!される。
向き合うモーター軸間(ホイールベース)が1200mm、プロペラ先端間では1870mmと
その体格は私達より大きいんですよ。。

プロペラがまず異様に大きい

28インチ(約70cm)なるフルカーボン製で見慣れた中折れ式ではなく左右一対の一体形。
(ちなみにS1000は15インチです)

駆動するモーターも見た事ない大きさ!

Tモーター社製U8KV170というもので、直径は約10cmもある。モーターのスペックを見ると、これを使い28インチプロペラを付けた場合、6軸ドローンだと18kg、8軸ドローンだと24kg!というとてつもない飛行可能重量。

同キット品は8軸(OctoCopter)なので24kg。そこから機体一式+バッテリー重量=11kgを引くと、、なんとペイロードは13kg!!

13kgってママチャリとかビールケースぐらい持ち上げられるってコト・・(笑)

余裕見て10kgのペイロードが欲しい!と願っていた我々には「これしか無い!」と暗中に差した一寸の光の様な希望が沸きあがり、、

ホントにちゃんと飛ぶんだろうか?と疑問も少々あったが、同販売会社にはYouTubeで7kgペイロードでの飛行動画も載っているし、搭載フライトコンピューターがS1000等で我々にも親しみのあるDJIのA2だったので信用し即発注へと手続きを進めたのでした。。組立の様子はまた次回!


大迫力!の超大型プロペラと超大型モーター うーむ魅せられます。。